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農村開発フィールドワーカー養成

農村開発開発フィールドワーカー養成講座

日程

 2010年5月1日(土)13:30 ~ 5月5日(水・祝)15:00

講座概要

 日本の一村一品運動の経験などを活用した地域活性化のための支援が、途上国の現場でも多くみられるようになってきました。このような支援やプロジェクトを行う場合、その地域の情報収集・調査はとても大切な準備ステップになります。
しかし、国際協力の現場では、限られた資金と時間の中で調査を行わなければならず、大規模な統計調査などはなかなかできません。そこで、現場の専門家やコンサルタントが活用するのはRRA(農村簡易調査法)と呼ばれる調査手法です。この調査手法を、群馬県の農村をフィールドに、実際に調査実習をしながら学びました。

また、今回は日本で地域活性化の取り組みにも力を入れているNPO法人自然塾寺子屋さんにご協力いただき、地域活性化事業の紹介や農業体験なども盛り込んで、濃密な5日間となりました。

到達目標

  • 社会調査法の概要を理解する。
  • 調査計画を立てられるようになる。
  • RRAの特徴、基本的な実施方法を理解する。
  • 日本の農業・農村や地域振興の現状を知る。
  • フィールドワーク演習を通じて、調査ツールを状況に合わせ選択し、使用できるようになる。
    ※修了者には社会調査法(RRA)の修了書を発行。 

プログラムの流れ

 1日目(13:30 現地集合)
【社会調査法概論】
はじめに、社会調査とは何か、社会調査法の種類と特徴など基本的な知識、そして国際協力プロジェクトにおける社会調査の方法、実施プロセスを学びました。学術調査などとは異なる国際協力プロジェクトにおける調査の注意点もしっかり把握。明日からの調査計画づくりに役立てます。

【RRA(農村簡易調査法)】
RRA(Rapid Rural Appraisal)は、視覚化ツールを用いたりやインタビューを行いながら、早く、正確な情報を収集するために、途上国の現場で活用されている調査手法です。 RRAの概論とインタビューおよび視覚化ツールの活用方法を学びました。

2日目
【調査計画演習】
調査の設計方法を、演習を通じて習得していきます。翌日からの農村調査演習を行うための計画を策定し、具体的な調査の項目を作成、調査ツールを選択していきます。資料や地元の自然塾寺子屋スタッフから情報を集め、調査の準備をじっくり行いました。

【日本の農業・農村の現状と地域活性化の事例紹介】
自然塾寺子屋さんより、日本の農業・農村の現状や、農村地域活性化について概要を説明いただきました。また、自然塾寺子屋さんの実際に行われている地域活性化の取り組み事例も紹介いただきました。

3日目・4日目
【調査実習・農業実習】
小グループに分かれ、農家での農作業を手伝いながら、直接観察・インタビュー調査を行います。調査後には、その日得られた結果を持ち寄り、情報を共有・整理し、翌日の調査準備(発表準備)を行いました。今回は、3農家さん(有機農業、酪農、野菜)にご協力いただきました。夕食には、農家さんから頂いた野菜やこんにゃくをみんなでいただきました。

5日目
【調査結果のまとめ・発表】
2日間の調査で得られた情報を整理し、結果のまとめを行い、グループごと調査結果を発表しました。短時間の調査および結果の集計でしたが、現状の問題分析や今後への提案など具体的な内容が出てきて、農家さんにもしっかりとフィードバックすることができました。また、実際に調査の演習を通じて得られた気づき、留意点なども参加者どうしで共有でき、さらなるスキル向上を目指し具体的な目標を各自持ち帰ることができました。


 

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